1. 「不正な裁判官と不公平な法律をつくる者とは、ひどい目に会う」と、神様は断言なさいます。
2. このような連中は、貧乏人、未亡人、みなしごを見殺しにし、物品を巻き上げます。
3. わたしが遠い国から滅亡を招き寄せる。 さあ、どうするつもりか。 その時、だれに助けを求めるつもりか。 どこに財宝を隠すつもりか。
4. わたしは助けない。 道は二つ。 囚人となって、よろめきながら引かれて行くか、死体となって地面に転がるかだ。 それでもわたしの怒りはおさまらない。 なおも打ちのめそうと、こぶしを振り上げる。
5-6. アッシリヤはわたしの怒りのむちだ。 わたしはその軍事力を使って、滅びる運命にある、神を敬わないこの国を攻め立てる。 アッシリヤはこの国民を捕虜にし、略奪をほしいままにし、泥のように踏みにじる。
7. ところが当のアッシリヤ王は、わたしにあやつられていようとは夢にも思わない。 世界征服の一部として、神の国民を攻めているだけだと考える。
8. 高官たちを、占領した国々の王にすえ、得意げに言う。
28-29. さあ、アッシリヤの大軍が押し寄せて来ます。 さっきまでアヤテにいたのに、もうミグロンに着きました。 彼らはミクマスに軍用物資を置き、渡し場を過ぎ、ゲバで野営します。 ラマの町は震え上がり、サウルの町ギブアの住民は命からがら逃げます。