アモス書 7:6-16 リビングバイブル (JLB)

6. 神様は、この計画もご破算にし、「これもやめよう」と言われたのです。

7. それから、次のことを示してくださいました。 神様は築き上げた城壁のそばに立って、重りをつけた糸で、それが真っすぐかどうか調べておられました。 

8. そして、「アモス、何を見ているのか」とお尋ねになりました。「重りをつけた糸です。」そう答えると、続けてお語りになりました。 「重りをつけた糸で、わたしの国民が真っすぐかどうか調べてみよう。 もう罰することを差し控えたりはしない。 

9. イスラエルにある偶像の祭壇と神殿は破壊される。 また、剣でヤロブアム王家を打ち倒そう。」

10.  ところがベテルの祭司アマジヤは、アモスが語ったことを聞くと、すぐにヤロブアム王に伝えました。 「アモスは謀反人で、陛下を殺害しようとたくらんでおります。 これは一大事です。 放っておいたら、取り返しのつかないことになります。 

11. あやつは、事もあろうに、陛下が殺され、イスラエルは奴隷として遠い地に連れて行かれる、などとぬかしております。」

12. そして、アモスにこう命じました。 「とっとと、ここから出て行け。 預言者め。 そんなに預言がしたけりゃ、ユダへでも行って、好きなことをしゃべるがいい。 

13. だがな、この首都に住むわれわれをわずらわすのは、いいかげんにしてくれ。 ここは王の礼拝堂がある所なのだぞ。」

14. アモスは答えました。 「私は預言者ではありません。 預言者の家の者でもありません。 ただの羊飼いで、果樹を栽培している者にすぎません。 

15. ところが神様は、羊の群れの世話をしている私に、『さあ、わたしの国民イスラエルに預言せよ』とお命じになったのです。

16. ですから今、神様のお告げを聞きなさい。 『イスラエルに不利な預言はするな』とのことですが、 

アモス書 7