1. 聞け。 これが神様の判決だ。 エジプトから連れ出したイスラエルとユダの全家族に、神様はこうお語りになる。
2. 「わたしは、世界中の国民の中から、おまえたちだけを選んだのだ。 それだけに、おまえたちの罪を罰しないわけにはいかない。
3. だれが悪いことをしている者と、仲よく肩を並べて歩けるだろうか。
4. わたしは訳もなく、ライオンのようにほえているのではない。 すでに、おまえたちを滅ぼす準備に取りかかっている。 幼いライオンでも、うなり声をあげるのは、えさに飛びかかる寸前なのだ。
5. 踏みつけなければ罠にかかることもなかったろうに。 おまえたちは当然の刑罰を受けるのだ。
6. 耳をすませ。 警告のラッパが鳴っている。 さあ、おののくがいい。 わたしが、おまえたちの国に災いを下そうとしているからだ。
7. わたしはいつも、事が起こる前に、真っ先に預言者をとおして警告する。 今も、そうしているのだ。」
8. ライオンがうなり声をあげた。 恐れ、わななけ。 神様の宣告が下ったのだ。 どうして黙っていられよう。
9. アシュドデとエジプトの指導者たちを共に呼び寄せて、こう言え。「さあ、サマリヤの山々に陣取って、イスラエルの恥ずべき罪悪の現状をつぶさに見届けよ。
10. わたしの国民は、正しいことを行なうのがどういうことかも、忘れてしまったのだ。 彼らの宮殿は、盗んだり、奪い取ったりした物でいっぱいだ。
11. だから、敵が襲って来る。彼らは取り囲まれ、頼みのとりでを破壊され、宮殿も略奪されてしまう。」
12. 神様はこうもお語りになります。 「羊飼いは、羊をライオンの口から救い出そうとしたが、間に合わなかった。 どうにか、もぎ取ったのは、二本の足と片方の耳だけだった。 それと同様に、サマリヤのイスラエル人は、やっとの思いで助け出されるが、生き残った者はみな、半分しかない椅子や、ぼろぼろの枕のようだ。」